Uber Eats (ウーバーイーツ) フラットレート(固定報酬制度)の仕組み

Uber Eats 配達員の報酬の仕組みとして、新しく「フラットレート」が導入されました。1案件ごとに報酬が発生する通常の出来高制とは違い、分単価が固定され、配達にかかった時間に対して報酬が支払われる仕組みです。

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目次

Uber Eats フラットレートの仕組み

Uber Eats 配達員の報酬は、通常、1案件ごとに発生します(出来高制)。

これにくわえて、2025年9月から

フラットレート

という仕組みが導入されました。

フラット→「均一の」
レート→「割合、率」


などの意味があります。

「フラットレート」は、Uber Eats の配達でかかった時間に対し、その「分単価」が保証される仕組みです。

つまりは、Uber Eats における固定報酬型の制度となります。

▲フラットレートがアプリ上に表示されます (筆者作成)

予約した時間帯は分単価が保証される

たとえば上の画像のように、予約した時間帯が「報酬1時間あたり1800円」の枠なら、

1800円 ÷ 60分 = 30円

で、分単価30円が保証されます。

このため20分かかる配達では、

30円 × 20分 = 600円

の報酬がもらえる、ということになります。

時給が保証されるわけではない

ここで注意したいのが、フラットレートは時給が保証されるわけではないということ。

上の例でいうと、「1時間 1800円の報酬が保証される」わけではなく、あくまで分単価が保証されます。

もし案件が連続的に入って1時間ずっと稼働していれば、額面どおり1800円の報酬を得られます。

配達に時間がかかっても安心

報酬固定型のフラットレートは、かかった時間に対して報酬が支払われるので、配達に時間がかかってしまっても、ある意味あせる必要がありません

以前、Uber Eats には「配達調整金」というものがあり、調理待ちや渋滞などで配達遅延が発生したときは、その分の報酬が補填されました。

この配達調整金が2025年12月頃に廃止され、配達員は打撃を受けていたのですが、フラットレートなら、配達遅延分の報酬が支払われるので安心です。

分単価は時間帯や地域で異なる?

Uber Eats フラットレートの分単価は、ランチやディナーのピークタイムが、それ以外の時間帯よりも高く設定されているようです。

地域については、東京の分単価が、それ以外の地域よりも高い可能性があります。ただし、詳細なエリアによる分単価の違いは不明です。

フラットレート利用のながれ

Uber Eats 配達員がフラットレートを利用するながれは以下です。

  • 配達員アプリを開く
  • フラットレートが表示されるか確認
  • 表示されていたら予約する
  • 予約時間に配達スタート

フラットレートはいつ表示される?

配達員により異なる可能性もありますが、フラットレートは、通常予約枠のおよそ25時間前に表示されるようです。

表示されたら予約をします。

なお、Uber Eats 配達員になってまもない頃は、フラットレートは表示されない可能性があります。

遅めスタート、中抜けもペナルティなし

また、フラットレートで予約時間より遅れて稼働をスタートしたり、途中で一時休止したり、早めに切り上げたりしても、ペナルティになりません。

待機時間、移動時間は報酬の対象外

フラットフレートは固定報酬型の制度ですが、稼働をしていない待機の時間、ドロップ先から帰ってくる移動時間は、報酬は発生しません

このため、フラットレートに設定していても、案件が入らなければ売上は下がります。

フラットレートは拒否1回まで

フラットレートには、

リクエスト拒否は1時間あたり1回まで

というルールがあります。

2回拒否すると、フラットレートは自動的に終了し、通常配達のモードに切り替わります。

つまり、フラットレートは、ほぼ ‟全受け” ととらえておきましょう。

拒否してもペナルティにはならない

ただし、2回拒否をして通常配達モードに切り替わっても、ペナルティーになるわけではないので過度な心配は不要です。

一時休止の判断も必要

たとえば案件が数珠っているときに、全受けしなくてはいけないからとトリプルまでとった場合、結果として注文者を待たせてBAD評価を受けるリスクもあり得ます。

こんなときはむりせずフラットレートをOFFにしておくのが安心です。

掛け持ちで稼働していて、フラットレート中に他のサービスでよい案件があり優先したい場合も同じです。

フラットレートは警告がくることがある

Uber Eats のフラットレートでリクエストを受諾後、指定されたのと異なるルートで配達をすると、遠回りと判断されて「不正の疑い」と警告のメールがくることがあるようです。

警告のメールがくると、その後はフラットレートの予約ができなくなる、という配達員の声も聞かれます。

フラットレートのメリット、デメリット

フラットレートのメリット

フラットレートの最大のメリットは、配達に時間がかかってしまっても、そのぶん報酬が保証されることです。

商業施設へのピックアップやタワマンへの配達といった難度の高い案件や、調理待ち、交通渋滞による遅延などがあっても、通常配達のようにあせる必要がありません。

フラットレートのデメリット

前述のとおりフラットレートは全受けが基本のため、ロング案件やタワマン案件など、とりたくない案件がきてもとらなくてはいけない、というデメリットがあります。

ただ、拒否してもペナルティーはないのと、時間がかかる案件でも報酬が保証されるので、積極的にとっていく方法も一つです。(あまりに遠い案件だと帰ってくるのにも時間がかかるので要検討 ※帰ってくる時間は報酬の対象外)

また、たとえば雨クエストなどが出ていて達成したい場合は、ショート案件を多くとる方が効果的なので、フラットレートではなく通常モードで配達するほうがよいかもしれません。

まとめ

Uber Eats 配達員の新しい報酬制度、「フラットレート」について解説しました。分単価が固定されることで、稼働時間に対して報酬が発生する仕組みです。通常モードがいいのか、フラットレートがいいのかは、その日の単価や案件数にもよるでしょう。フラットレートを選択して、飛んでくる案件に満足せず拒否をしても、ペナルティーになるわけではないので、比較のためにもまずフラットレートを試してみるのもいいでしょう。

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この記事を書いた人

フードデリバリー領域を得意とするライター。注文者、配達員、店舗の各方面で実際にパートナー登録をし、フードデリバリー業界のフレッシュな情報を発信している。

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